デュオドーパを使用されている方のQ&A

デュオドーパを使用されている患者さんが不安に感じると思われる主な事柄を、
Q&A形式でわかりやすく解説しています。

薬液カセット関連

  • 薬液カセットを使用するときに注意することはありますか?

    使用する前に使用期限を確認して、使用期限の過ぎたカセットは使用しないでください。
                                            カセットは冷蔵庫から取り出した後、20分間程室温に置いてから使用します。
                                            お薬は粘性のあるゲル状なので、冷えすぎていると流れにくくなるためです。
                                            お薬が冷えて流れにくい場合は、ポンプはアラームでお知らせします。
                                            このときポンプ画面には、アップストリームヘイソクと表示されますので、もうしばらく室温に置いてから使用するようにしてください。
                                            冷蔵庫の温度が下がりすぎていたり、冬場でお部屋の温度が低い場合には、お薬が流れやすくなるまでに20分以上かかる場合もあります。
  • 薬液カセットに残薬があった場合、
    翌日も残りを使用してもいいですか?

    カセット内にお薬が残っていていても翌日に残りのお薬を使用しないでください。
  • 16時間を超えてお薬を投与してはいけないのですか?

    一日の投与は、起きている時間で最長16時間です。
                                            16時間を超えてお薬を投与しないでください。
  • カセットのお薬が黄色に変色しています。
    どうすればいいですか?

    お薬の色は「白から淡黄色」をしています。
                                            お薬は光や温度に敏感ですので、箱に入れたままで冷蔵庫(2℃〜8℃)に保管します。
                                            適切に保管していても、時間の経過により少し黄色っぽくなることがありますが、お薬の作用は変わりませんのでご安心ください。
  • 薬液カセットを保管する際に注意することはありますか?

    冷蔵庫(2℃〜8℃)で保管してください。
                                            チルド室や冷凍庫での保管はしないでください。
                                            お薬は光に敏感ですので、カセットは必ず箱に入れたまま冷蔵庫に保管してください。
                                            高温では有効成分の分解が進み有害物質が増えるおそれがありますので、誤って室温で長く保管してしまった場合は使用しないでください。
                                            箱に入れたカセットを冷蔵庫で適切な状態で保管していても、時間の経過により、お薬が少し黄色っぽくなることがあります。
                                            変色してもお薬の作用は変わりませんのでご安心ください。
                                            なお、使用期限を過ぎたお薬は使用しないでください。
  • 薬液カセットを持ち運びする場合の注意点はありますか?

    カセットを持ち運びする場合は、保冷バッグ等に入れて適切な温度で保冷してください。
                                            目的地についたら、直ちにカセットを冷蔵庫に入れてください。
  • 薬液カセットを冷蔵庫に入れないで保管してしまいました。
    使用できますか?

    カセットを冷蔵庫(2℃〜8℃)に入れないで保管してしまうと、お薬の有効成分の分解が進み有害物質が増えるおそれがあります。
                                            カセットの保管環境が2℃〜8℃から長時間外れてしまった場合には使用しないでください。
  • 薬液カセットが冷蔵庫にたくさん入りません。
    なにか方法はありますか?

    処方されたお薬を数回に分けて受け取る「分割調剤」や、薬剤師による訪問サービスを利用できる場合があります。
                                            詳しくは医師や、お薬を受け取る薬局薬剤師にご相談ください。
                                            また、通常の冷蔵庫とは別に寝室のベッド近くにお薬専用の小型冷蔵庫を置いている方もおられるようです。
  • 停電が起きたらどうしたらいいですか?

    停電になっても冷蔵庫の扉を開けない限りは急激に冷蔵庫内の温度が上がることはありません。
                                            不要なドアの開閉をできるだけ避けて、冷蔵庫内の空気を逃さないようにします。停電が長引くようなら、冷凍庫で凍結させていた保冷材を使って、冷蔵庫や保冷バッグの中で冷やしてください。
                                            もしもの時に備えて、冷蔵庫に保冷剤を常備することを推奨します。
                                            カセットの保管環境が2℃〜8℃から長時間外れてしまった場合には使用しないでください。
  • 薬液カセットの赤いキャップが固くて外せません。

    カセットの赤いキャップは、まれに固くて外しにくいことがあります。
                                            その場合は、すべらないようにタオルなどで赤いキャップをカバーした上から持って回してください。
                                            または、補助具の「赤キャップオープナー」を使ってください。
                                            ※「赤キャップオープナー」はスターターキットに入っています。
  • 近ごろ、お薬の効果があまり感じられません。

    医師にご相談ください。
                                            デュオドーパ患者日誌に毎日の症状を記入して受診時に医師に提示してください。
  • お薬はどこの薬局で取り扱っていますか?

    一般のお薬と違って、デュオドーパはすべての薬局で取り扱いをしているわけではありません。
                                            確実にお薬を受け取ることができるように、指定された薬局から受け取るようにしてください。
                                            引越しなどで受け取る薬局を変更したい場合は、必ず医師にご相談ください。
  • 使用済みの薬液カセットはどうすればよいですか?

    使用済みのカセットは、お薬が残っていても必ず廃棄してください。
                                            使用済みのカセットは、袋等に入れて未使用のものと区別してください。
                                            再び冷蔵庫の箱の中に戻さないでください。
                                            カセットにはリサイクルマークが表示されていますがリサイクルすることはできませんので、カセットは分解しないでください。
                                            使用済みのカセットは在宅医療廃棄物です。廃棄方法は地域ごとに異なりますので、お住いの市区町村の規則にしたがって、廃棄してください。
                                            リサイクルには決して出さないでください。

ポンプ関連

  • 朝の投与ができないのですがどうしてですか?

    【朝の投与】は、一定時間が経過しないと次の【朝の投与】ができないようにロックがかかるように設定されています。
                                            ロック時間は、医師が患者さん毎に設定しますが、通常20時間に設定されていることが多いようです。
                                            そのため、【朝の投与】の開始時間が遅かった場合、翌日の【朝の投与】がロックアウト時間にかかり、【朝の投与】ができない場合があります。
                                            その場合はロック時間が経過するのを待って、【朝の投与】を行ってください。
                                            なお、【朝の投与】ができない場合でも、ポンプの画面にドウサチュウが表示されていれば持続投与でお薬が投与されています。
                                            生活リズムを守ってデュオドーパ治療を行うようにしましょう。
  • 追加投与ができないのですがどうしてですか?

    【追加投与】は、一定時間が経過しないと次の【追加投与】ができないようにロックがかかるように設定されています。
                                            ロック時間は、医師が患者さん毎に設定しますが、通常2時間に設定されていることが多いようです。
                                            そのため、【追加投与】を行った時間から、次の【追加投与】を行う時間までに、設定されているロック時間が経過していない場合には【追加投与】は行えません。
                                            ロック時間が経過するのを待って、次の【追加投与】を行ってください。
                                            【追加投与】を行った場合は、回数や実施時間をデュオドーパ患者日誌に記録しておきましょう。
  • 電池を外したらアラームが鳴りました。どうしてですか?

    ポンプのスイッチを切ってから15秒以内に電池を外すと、アラームが鳴ることがあります。
                                            電池はポンプのスイッチを切ってから15秒以上経過してから外してください。
  • 電池の消耗がいつもより早いような気がします。
    どうしてですか?

    アルカリ乾電池単3形をお使いですか?
                                            アルカリ乾電池なら、通常は1週間ほどは使用することが可能ですが、温度や投与量、電池のメーカーによっては早く消耗する可能性があります。
                                            また寒い時期には乾電池の消耗が早まります。
                                            なお、充電タイプの乾電池やマンガン電池などの他の電池は、電圧が安定しませんので使用しないでください。
  • ポンプの画面に「Error」と表示されました。
    どうしたらいいですか?

    Error(エラー)は、ポンプに問題が発生したことをお知らせするメッセージです。
                                            まず、電池を取り外して電源を切ります。
                                            ポンプの交換が必要ですので、医療機関に連絡してください。
                                            医療機関ではポンプの準備に数日かかりますので、医師に受診日を相談してください。
                                            ご不明な点があればデュオドーパコールセンターにご連絡ください。
  • ポンプのアラームが一時的に鳴ったが、今はアラームは止まって
    ポンプは作動しています。大丈夫ですか?

    前かがみなどの姿勢の影響でお腹の中のチューブが圧迫されると一時的にチューブが閉塞して「ビープービープー」とアラームが鳴ることがあります。
                                            チューブの圧迫が解消されるとチューブの閉塞が解消されアラームも自然に止まる場合があります。
                                            ポンプの画面にドウサチュウと表示されてポンプが作動していれば、正常にお薬は投与されています。
  • 電気製品はポンプに影響がありますか?

    電磁波はポンプ動作に影響を及ぼす場合があります。
                                            IH調理機、EMSマッサージ器や各種電化製品をご使用の際には、できるだけポンプを離してください。
                                            電位治療機器を使用の際には、ポンプが故障する可能性がありますので、投与を中断し、ポンプを取り外してください。
                                            ポンプの画面にドウサチュウと表示されてポンプが作動していれば、正常にお薬は投与されています。
                                            もしポンプの画面の表示が変わったり、ポンプの状態がいつもと違う場合には、デュオドーパコールセンターにご相談ください。
  • 病院で検査や治療を受ける際に
    ポンプは取り外さないといけないのですか?

    ポンプは精密機器です。
                                            検査や治療によってはポンプを一旦取り外していただく場合があります。
                                            事前に医師に相談して、ご不明な点があればデュオドーパコールセンターにお問い合わせください。
  • ポンプを落としたりぶつけたりしてしまったら、
    どのような対応が必要ですか?

    ポンプの画面にドウサチュウと表示されてポンプが作動していれば、正常にお薬は投与されています。
                                            もしポンプが破損して画面表示が見えなくなったり、正常に作動しなくなったら治療に支障が出る可能性がありますので、デュオドーパコールセンターにご相談ください。
                                            ポンプの動作確認のお手伝いをさせていただきます。
                                            場合によっては、医療機関でポンプを交換いただくことがあります。
                                            医療機関では交換用のポンプを準備するのに数日かかりますので、医師に受信日を相談してください。
  • ポンプはレンタル品と聞きました。
    何か注意することはありますか?

    ポンプは医療機関からのレンタル品です。
                                            落書きをしたり、汚したり、水没させたりしないように大切に使用してください。
                                            ポンプを使用しなくなった場合にはポンプを医療機関に返却してください。
  • デュオドーパ治療を止めました。
    ポンプはどうすればいいですか?

    ポンプはレンタル品ですので使用を止めた場合はポンプレンタル元の医療機関に返却してください。
                                            ご不明な点がございましたら、デュオドーパコールセンターにご相談ください。
  • ポンプの保守点検について教えてください。

    ご使用のポンプは、特定保守管理医療機器のため、1年に1回の保守点検を行います。
                                            交換の時期が近づきましたら、ご自宅にお知らせを郵送します。
                                            ポンプの交換は医療機関で行いますので、交換の日程については、医師に指示に従ってください。

チューブ関連

  • お腹側のチューブが茶色に変色しました。

    お腹側のチューブは徐々に茶色〜黒っぽく変色しますが、これは胃液やお薬の成分の影響によるものです。
                                            お薬の効果やチューブの機能には問題ありません。
  • お腹の胃ろうチューブがいつもより短い気がします。

    いつもより胃ろうチューブが短いと感じる場合は、胃の中にチューブが入りすぎている可能性があります。
                                            胃ろうチューブは、胃の中の胃内固定板の抵抗を感じるまでそっと体外に引いて、チューブが自由に動くように皮膚から0.5〜1.0cm離して外部固定板を取り付けます。
                                            胃ろうチューブは、お腹から何センチ程度の長さがあるかを記録しておくと、適正な長さを把握することができます。
                                            もし、チューブを体外にそっと引くときにお腹の痛みや違和感を感じたりする場合は、医療機関に連絡して指示に従ってください。
  • チューブが外れてしまいました。

    胃ろうチューブを何かに引っかけたり、ポンプを落としてしまったりしてチューブに強い力がかかると、Yコネタクから胃ろうチューブが外れてしまう場合があります。
                                            チューブが外れてもあわてずに対応してください。コネクタの真ん中あたりから外れて、内側の空腸チューブが外に出てしまうことがあります。
  • チューブの洗浄(フラッシング)は
    毎日しないといけないのですか?

    一日の投与が終了しましたら、お腹のチューブを清潔に保つためにチューブの洗浄を毎日行います。
                                            水でフラッシングすることにより、空腸チューブの中に充填されていたお薬が押し出されて小腸に投与されて、一日のデュオドーパ治療は終了します。
                                            お腹のチューブは、胃に通じている胃ろうチューブと空腸に通じている空腸チューブが組み合わされた二重構造をしていますので、それぞれのチューブをフラッシングして洗浄してください。
  • 空腸チューブのフラッシングが固くてできません。

    投与終了後の空腸チューブにはお薬が充填されています。
                                            お薬は粘性のあるゲル状ですのでフラッシングで水を注入することに抵抗を感じます。
                                            抵抗を感じて水を注入しにくい場合は、少量の水を数回に分けて注入すると力が入りやすくフラッシング操作がしやすくなります。
                                            1回目は10mL程の水を注射器に入れてフラッシングを行い、この後は20mLの注入を2回繰り返してみてください。
                                            それでもフラッシングができない場合は、無理に強い力を込めてフラッシングしないでください。
                                            チューブに高い圧力がかかり破損する可能性があります。
                                            もしフラッシングができなかった場合は、デュオドーパ患者日誌に記録して次の受診の際に医師に伝えるようにしてください。
                                            お薬はチューブの中ですぐには固まりませんのでご安心ください。
  • フラッシングがいつもと違い、軽い力で
    できたのですが大丈夫ですか?

    空腸チューブを水でフラッシングする際に、前回と比べて明らかに軽い力で水の注入ができた場合、空腸チューブが外れてしまっている可能性があります。
                                            可能なら胃ろうチューブの内側に空腸チューブが通っているかを確認してください。
                                            空腸チューブが外れてしまうと、いつもよりお薬の効果が悪くなることがあります。
                                            またお薬がコネクタから漏れ出すこともあります。
                                            医療機関に連絡して、空腸チューブが外れた可能性があることを伝えて指示に従ってください。
                                            医師は状況に応じてコネクタやチューブの交換などの処置を行うことがあります。
  • お薬がチューブから漏れてしまいました。

    お薬がどこから漏れてきているか、漏れている場所を探してください。
                                            お腹側のチューブとカセットチューブの接続部が緩んでお薬が漏れていたら、接続部を閉め直してください。
                                            お薬が漏れている箇所がわかりにくい場合は、確認のお手伝いをさせていただきますのでデュオドーパコールセンターにご相談ください。
                                            なお、カセットチューブが破損してお薬が漏れていた場合は、カセットを受け取った薬局や医療機関に連絡して指示に従ってください。
  • フラッシングの時に逆流してしまいます。

    タオルなどで衣類が汚れないようにカバーしてください。
                                            胃ろう孔よりもチューブの位置を上にすることにより、逆流が軽減されることがあります。前かがみの姿勢の場合に、お腹のチューブに圧力がかかり逆流する場合もあります。
                                            姿勢やチューブの位置を工夫してフラッシングを行ってください。
  • 就寝時にお腹のチューブをどのようにしたらいいですか?

    就寝時には、チューブが引っ掛かったり、引っ張られないように、カバーするなどの工夫をしてください。
  • お腹のチューブは定期的に交換されるのですか?

    医師がチューブの状態を確認して交換時期を判断します。
                                            チューブが傷んでいたり、コネクタが破損した場合などは医師に相談してください。

その他の質問

  • デュオドーパ患者日誌は、毎日記録する必要がありますか?

    デュオドーパ患者日誌の記録内容は、患者さんの症状を医師が把握するためのたいへん重要な情報となります。
                                            日々の症状やお薬の投与量だけでなく、睡眠、食事時間や排便の有無もできる限り記録して、受診の際に医師に提示してください。
                                            日々の症状を伝えることにより医師はお薬の量を調整することがあります。
                                            デュオドーパ患者日誌が必要な場合は、医療機関にお問い合わせください。
  • 退院後も定期的に通院する必要はありますか?

    退院後も定期的な受信が必要ですので医師の指示に従ってください。
                                            受診の際にはデュオドーパ患者日誌を医師に提示してください。
  • 食事について注意することはありますか?

    食物繊維の豊富な食物(エノキ・しいたけ・しめじなどのきのこ類、アスパラガス、フキ・わらびなど)を食べた場合、その繊維が留置した空腸チューブの先にからまり、チューブの先が塞がれたり、腸の閉塞をひきおこす場合があります。
                                            このような食物繊維の豊富な食物を食べるときは、細かく切る、筋を取る、充分に煮て柔らかくするなど調理を工夫したり、よく噛んだ後に飲み込んでください。
                                            また、ゆっくりと適量を摂るようにし、早食いや食べ過ぎは避けましょう。
  • 入浴時に注意することはありますか?

    胃ろうをつくった後、医師の許可があれば入浴することができます。
                                            ポンプは防水ではありません。
                                            液体や水分でポンプが破損する可能性がありますので、シャワーや入浴の前には必ずポンプを止めて外してください。
                                            また、サウナなどの高温多湿の場所でも使用しないでください。
                                            入浴中に急なオフにならないようにポンプを外す時間を考慮し、医師と相談して経口薬や追加投与を適宜使用してください。
  • 温泉には入れますか?

    温泉の鉱質に関係なく温泉に入れます。
                                            ポンプは外して入浴してください。
                                            温泉から出るときは、真水(水道水)のお湯などでチューブを洗い流し、タオルで乾かします。
                                            入浴中に急なオフにならないようにポンプを外す時間を考慮し、医師と相談して追加投与や経口薬を適宜使用してください。
  • 旅行する際に注意することはありますか?

    旅行期間中に必要な薬液カセットは必ず持参します。
                                            カセットは保冷バッグ等に入れて適切な状態で保冷して、目的地についたら、直ちにカセットを冷蔵庫に入れてください。
                                            お部屋に冷蔵庫があるかどうか事前に宿泊先に確認しておくと良いでしょう。
                                            また、保冷バッグの保冷材は、移動時間を考慮してあらかじめ十分な時間冷凍庫で凍結しておきます。
                                            デュオドーパ患者手帳と緊急時用の経口レボドパ製剤も忘れずに持参してください。
                                            なお、デュオドーパの治療をしながら飛行機を利用することも可能です。
                                            カセットやポンプの飛行機内への持ち込みや保安検査場でのいくつかご注意頂きたいポイントがありますので、ご利用の際には航空機搭乗時の注意点の詳細ページを参照ください。
  • 肩掛けバッグ(クロスボディバッグ)の
    装着方法を教えてください。

    お薬の投与を開始する前に、先にバッグを装着します。
                                            バッグを装着する場合は、必ずポンプを平らな面に置いて落ちないようにしてください。
                                            ポンプが落下すると、ご自身またはポンプ自体に損傷を与える恐れがありますのでご注意ください。
  • スポーツをする際に注意することはありますか?

    リハビリをかねた日常的な軽い運動は大切です。
                                            ポンプは体から離れないようにしっかり固定してチューブは引っかけないように洋服の下に収納してください。
                                            激しい運動や長時間の運動をする場合は、医師と相談して徐々に行うようにしてください。
                                            ポンプは防水ではありませんので濡れる可能性がある場合には、ポンプを外してください。
                                            急なオフにならないようにポンプを外す時間を考慮し、医師と相談して経口薬や追加投与を適宜使用してください。
  • 関連する医療費助成制度はありますか?

    パーキンソン病の患者さんには、療養環境改善を目指した様々な公的支援制度が設けられています。
                                            詳しいことは、医療機関や市区町村の窓口等にお問い合わせください。
  • IDシールが届きました。どうすればいいですか?

    IDシールが届きましたら、お手元のデュオドーパ患者手帳(2ページ目にある「本人の情報」欄)にIDシールを貼ってください。(シール紙の左側の6ケタの番号がID番号になります)
  • デュオドーパ コールセンターは
    どんな時に電話すればいいのですか?

    デュオドーパ治療を受ける患者さん専用のコールセンターです。
                                            24時間365日、トレーニングを受けた看護師が対応しています。
                                            デュオドーパの治療に関すること、質問や困ったことがあれば、お手伝いさせていただきますので安心してお電話ください。デュオドーパコールセンター 0120-063-789 受付時間:24時間365日(通話料無料)